いつもであれば、tifaさん(部長)が、ドラコニックオーブを置いて、みんなでステイジアンドラゴンに挑むのだが、今回は1人です。
ヒールをしてくれる仲間も、心強い戦士仲間もいない状態での初めてのステイジアンドラゴン。
ビクビクしていてもしょうがないので、ドラコニックオーブを置いて意を決して突入。
いざという時のための包帯一束を蘇生のアンクの横に置いておきます。
上段に陣取り、ステイジアンドラゴンの出現をハイドしつつ文字通り息を殺してじっと待つと、ステイジアンドラゴンが登場しました。
耐性能力を持たないショーンは、ステイジアンドラゴンの眼を見たことによる硬直はほぼ不可避です。
この硬直状態で2,3攻撃を喰らえばそこで力尽きてしまいます。
そして他の冒険者に後日聞いた話によるとこの攻撃は15分に1回の頻度で発生するという・・・。
彼我の戦闘力を比較した場合3回ないし4回の硬直攻撃を受けることになります。
Enemy of One を唱え、武士が無いので普段は取らない名誉も取って斬りかかります!
ショーンの剣士として実力は、伝説レベルには遥かに及ばないため、なかなか斬撃を浴びせることができません。
装備もより攻撃に耐えることを前提としているため、攻撃が当たっても続かずに徐々に回復されてしまう。
しかし今までは即死していた落馬との連続攻撃でもかろうじて生き残ることができた。
乗りドラを連れて転送タイルに逃げて態勢を立て直す。
走りながら攻撃し、被弾しては Close Wounds で回復する。
攻撃が当たりさせすれば、 マナリーチとライフリーチで態勢を立て直すことができる。
じりじりではあるが、なんとかステイジアンドラゴンの体力を削っていく・・・。
そんな中2度目の硬直攻撃!!
祈るような気持ちで硬直が解けるのを待つ・・・。その間ステイジアンドラゴンの攻撃が雨のように降ってくるが全て回避!!
なんという幸運。まさに僥倖!!
そのまま何度も瀕死になりつつも戦い続ける。
もしかしたら、このまま一度も倒れることなく、ステイジアンドラゴンを打倒することができるのではないか!
そんな思いが胸に湧いてくる。
初めての挑戦で、一度も倒れることなくステイジアンドラゴンを倒すことができたら、何かが変わるんじゃないか・・・。
騎士としてもう1弾上を目指せるのではないか、そう思いながら戦う。
幸い乗りドラの装甲もまだまだ持ちそうだ。
あと少し・・・。
あともう少し・・・。
遂にステイジアンドラゴンは、血だらけで息も絶え絶えになる。
ここで走り切りではなく接近戦を挑みたくなるが、心を鬼にして我慢する。
瀕死とは言え、連続で攻撃されれば地面を舐めることになるのは、こちらのほうなのだ。
走りつつ渾身の Armor Ignore を放つ!
そして遂にその時が来た。
轟音を立てて、ステイジアンドラゴンが、地に倒れ伏した・・・。
「みーこ、遂にやったよ・・・。」
みーこは、どこかでこの話をきいてくれるだろうか・・・。
やっとショーンが、ステイジアンドラゴンの打倒に成功したと・・・。
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てな訳で、やっとこさ倒せたわけです。
実際に初回チャレンジで死なないで倒せたのは、かなり嬉しかったです。
結構な感慨に浸りつつ、ステドラエリアを脱出したら、なぜか復帰ギルドのギルマス様がいるじゃない!
どうやら今から二人ステドラやるから相棒を待っているとのこと。
念願達成を報告して、仲間に入れて貰いました。
3戦ほどしましたが、安定の転がりっぷりを見せていました。
まぁソロはみーこのおかげで頑張れたって感じかなぁと、普段の実力は転がりまくりですもの。
今回はちょっと趣向を変えて、極力恥ずかしくならないようにしつつ、プレイヤーではなく冒険者視点で書いてみました。
みーこの居場所はずっと残ってるんだから、いつか戻ってこいよー!!
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